患者様の介護に徹し

コミュニケーションを大切にする看護を実践


看護部長 安井 貴子(やすい たかこ)

Takako Yasui

2022年6月より看護部長に就任いたしました。
2025年を目前にして大役を引き継ぐこととなり重責に身の引き締まる思いで日々を過ごしております。
看護部では「患者様の人権を尊重し、質の高い看護を提供する」という看護部理念のもと、地域の皆様に選んでいただける病院を目指し
「地域住民の健康を支援することで地域社会に貢献する」を基本目標に掲げ、安全と安心、信頼を高める看護を提供したいと考えております。
病院とは様々な専門職の集団ですので、多様な専門職の業務、思考を理解した上で、多職種が協働しやすい環境作りに着手し、
看護職員が「自ら考え、自ら率先し、業務を創造し、貢献していく」即ち「自律した組織」を目指し成長出来るよう尽力して参ります。

看護部長 安井 貴子

看護部基本目標地域住民の健康を支援することで地域社会に貢献する

  • 社会人としての役割遂行を高めることで看護の質の向上を図る
  • 科学的根拠に裏打ちされた、創造的ケアを行う実践力を養う
  • 看護を改善するために必要なマネジメント能力を養う

看護部方針

  1. 専門的知識・技術の向上を図る
  2. 看護業務を合理化し、ケアの充実を図る
  3. 接遇・マナーの向上を図る
  4. 多職種間の共同業務の拡大を図る

看護部の特徴

委員会活動の実施

看護部では、医療レベルの向上とスタッフ間の情報共有を密にするため、様々なの委員会を立ち上げ、それぞれ専門的な研修を定期的に行っています。
委員会には、看護部スタッフのほか、必要に応じて医師、栄養士、検査技師、薬剤師、事務員など、それぞれの部門のスタッフも参加して実施されます。

教育委員会教育目標
  • 院内外研修への積極的な参加と自主学習を支援することで、専門的知識・技術・態度を習得し看護実践能力の向上を目指す。
  • 看護観や倫理的感性を高め、信頼と安心を基盤とした看護・介護サービスを提供する。
活動内容
  • 毎月の定例会議を開催し、部署ごとの勉強会内容を共有
  • 院内外の研修紹介、積極的参加の啓蒙
  • 看護技術マニュアル作成
  • 新人教育支援
  • 院内看護部症例発表会開催

徹底した新人教育

看護師は、人の命を預かる大変責任のある仕事です。そのため、患者様にとっては新人看護師もベテラン看護師も無く、看護師として働き出したその日からプロフェッショナルな仕事が要求されます。
新大阪病院看護部では、プロとしての力量が求められる看護師の業務において新人スタッフをサポートするため、徹底した実践的教育を実施しています。
採用後、最低2カ月間は先輩看護師が常に新人看護師と共に業務を行い、技術面はもちろん、看護師としての使命感、患者様への気配りなど、伝えることが難しい考え方の部分に関しても先輩から学ぶことができる、新人看護師にとっては理想的な職場づくりを目指しています。

褥瘡委員会

入院患者様にできる床ずれの症状について病状に合った治療法などについて研究する委員会です。
医師、看護師、薬剤師、栄養士、検査技師、事務職員などがケースカンファレンスを定期的に行っています。

医療安全委員会

アクシデント・インシデントについて情報分析・対応・評価し、事故発生を抑制し、医療安全に取り組む委員会です。
現場における医療安全文化環境の向上を基本にして「安全文化を根付かせるシステム作りを行う」「現場を知り、重大事故を未然に防ぐ」をスローガンに、院内ラウンドチームを結成し啓発活動を行っています。

感染委員会

院内感染の予防・再発防止対策等について取り組む委員会です。
患者様・職員への感染のリスクを最小にするため「スタンダードプリコーション」の観点に基づき現場サイドでの対策を立案・実施しています。